いきなり振り返る
快晴。 強風。 せっかく布団を干したのだが、ふっ飛びそうなので、早々に取り込んだ。
この頃の通知表ってのは、どんな風になっているんだろうか。 俺が子供の頃は、各教科の5段階評価とその他所見、親へのコメントで構成されていた。 で、俺の場合、成績とは別に通知表に必ず書かれていたのが、 「協調性に欠ける」 だった。 「欠ける」 「劣る」 「見られない」 という言葉に、 「やや」 「多少」 などが付いたりしていたが、同じことだ。 成績はまあよかったので、このマイナスが自分でも気になっていたんだろう。 いつだったか、母に、 「協調性って何?」 と訊いたことを覚えている。 もちろん、今は判る。 協調性の意味も、自分がそれに劣っていることも、今更それが変わらないことも。
「冷たい」 と言われることが多いが、それも多分この辺りに根ざすのだろうと思う。 なるべく優しくするように心がけているのだが、その 「見て、考えて」 する優しさは、なんて言うかこうぎこちないのだろう。 ソフトウェアと専用ハードウェアとの違い。 「掘った芋いじくるな」 と 「What time is it now ?」 との違い。 そんな感じだろうか。 ま、芋よりはましでありたいものだ。

家の窓から見る初日の出。 東はちょっと高くなっているので、日が出るのはすっかり明るくなってから。 あんまりありがたくない。

エスカレータを降りるたびに数字が増えて、最後はB5。 つまり、三ッ沢上町駅のホームは、地下5階相当であるらしい。 ホームから改札まで、エスカレーターとは別に、階段が設けてある。 前からちょっと気になっていたその階段を通ってみた。 薄汚れた壁。 稚拙な落書き。 立ち入り禁止のドア。 Isabelle Adjani が美しかった映画 SUBWAY を思い出す… だけの間もなく、出口に辿り着いたのだった。