去年同様、年末から妹のところに来ている。 で、家族揃って、紅白がつまらないとか、格闘技番組の番組進行が詐欺だとか、まあ正月らしく過ごしたのだった。 しかし、去年の一年は、あっという間に過ぎたような気がするな。 あっと、去年の一年も、か。
「最近の紅白はどうかいの。 こんなの歌じゃないで」 と、父。 毎年言っている。
娯楽の多様化とかで、若者が紅白離れ。 その若者を振り向かせようと頑張ってみたら、若者が振り向くどころか、本来のターゲットである年寄りにまでそっぽを向かれる。 そんな流れは、もう止め様が無いんだろうと思う。
家族の皆が楽しめるようにとアイドルから演歌まで揃えるのは、逆に言えば、家族みんながちょっとづつしか楽しめないってことだ。 だったらいっそ、子供にターゲットを絞って、アイドルで固めてみた方がいいんじゃないかって気がするな。 それが王道。 エロは覇道。 この時期には厳しいだろう。
そのエロ。 DJ-OZMA(だっけ?)が本番で全裸になると言っていたらしいのだが、どうだったんだろう。 何かやったのかな。 ま、何をやるにしても、きっと骨抜きになっていると思うけど。 いや、そもそも男の裸なんてエロじゃないんだけど。
「試合始まった? え、まだなの? やる気あるの?」 と、妹。 毎年言っている。
ま、言いたくなるのも無理は無い。 試合はなかなか始まらない。 始まったかと思ったら、過去の試合のビデオだったりするし。 亀田の試合で、番組構成に対して数千件の抗議があったにもかかわらず、これである。 CMの放送回数は増えたが、番組に対する悪い印象も増えただろう。 それは、長期的にはマイナスではないかと思うのだが、それでもあえてやるのは、放送する側でも格闘技に見切りをつけているからかもしれないな。
ところでK-1の試合、秋山 VS 桜庭だが、何か変じゃなかったか? 桜庭が途中でタイムを要請するも、レフリーは無視。 桜庭はその後もしきりに何か訴えていたようだが、レフリーはずっと無視。 こういった試合でタイムの要請が流されるのって、結構珍しいと思うのだが、実際どうなんだろう。 放送局がTBSだけに、秋山が勝つことが決ってたんじゃないかとか、勘繰ってしまうのだが。 それにしても、桜庭はいったい何を訴えていたんだろうな。