2004 02 01

徹夜続き

木曜から金曜にかけて徹夜。 土曜から日曜にかけて徹夜。 それでも(或いはそれだからこそ)思うように進まず、今日も仕事。 と思ったら、遅れの元凶が休みやがった。 電話をしても出やしない。 「連絡しろ」 とメッセージを入れておいたが、きっと連絡してこないだろう。

外に出ると夕焼け。 せっかくの日曜日だし、いつも通るのとは違う道を、散歩がてらに駅に向かった。 俺のすぐ前を歩く、母親に手を引かれた娘。 小学校の3年ぐらいだろうか。 「そろそろパパ帰る頃だね。 電話してみる?」 と母親が取り出した携帯を、 「うん、する」 と嬉しそうに受け取って、電話をかけていた。

「もしもし… パパ? もう帰った? うん… あのね…」

しばらく話して電話を母親に返した後、その子がとても嬉しそうなのが印象的だった。 「パパ、待ってるって。 早く帰ろうね」 と、何度も母親を見上げて手を引っ張っていた。

俺は子供は要らないが、あんな風に誰かの笑顔の理由になるのは、ちょっと羨ましいかなと思う。

テレビをつけると、 「留学する若い女性」 の特集だった。 夢の実現としての海外留学ならいいが、現実逃避っぽいのはどうかなぁ…なんて思いながら見ていたのだが、逃避は逃避でいいか。 俺には関係ないし。 そんな人にとって、観光じゃなくて留学ってのは、自分への言い訳も兼ねているんだろう。 そう言えば、俺も去年の今頃はタイにいたんだよな。 仕事だけど。