引っ越しの際、500枚以上あったCDをPCに取り込み、半数近くをBookOffに売った。 もう3年前のこと。
最近、その取り込んだ音楽データを再生していて何だか微妙に粗が感じられるようになったので、手元に残っていたCDを全部ロスレスで取り込み直そうと思い立った。 それが一週間程前のこと。
で、連休に入って録り直しを始めたら、予定の3割ぐらいが終わったところでディスクがいっぱいになってしまった。
128kbpsのAAC形式だと1曲だいたい5MB程度なのが、ロスレスだと30〜40MBになるんだね。 まずこれが予想外。 こんなに膨れ上がるとは思ってなかった。 平均35MBとして、CDの1枚に10曲、それが200枚だと、合計70GB。 今、音楽サーバーになっているVAIOノートのディスク容量が60GBで、この時点でもう足りないのだ。
かといって、外付けのディスクに音楽データを入れるのも取り回しが面倒そうで嫌だし、この際だから大容量のディスクに換装することにした。 そう決心したのが、昨日の六義園からの帰り道。
そして今日。
買って来た500GBのディスクに入れ替えて、PCを買った時に作ったリカバリディスクから起動しようとしたら、リカバリディスクが死んでいた。 PC内蔵のドライブでも、外付けのでも、全く読めない。 暫くガコガコ言って、やがて沈黙。
しょうがないからクリーンインストールすることにした。
VAIO特有の不要なアプリケーションが無くなるので、その点ではリカバリよりもクリーンインストールのする方が良い。 んが、ドライバーがほとんど無いため、インストール直後はネットに繋がらないし音も出ないという惨状。 全部のデバイスがきちんと使えるようにして、OSをアップデートして、すぐに必要なアプリケーションを入れ直して、結局ほぼ一日かかってしまった。
まあ、これはこれで楽しいのだが。
途中、息抜きに浅川の河原を散歩していて、こんなものが作られていることに気がついた。 洪水の警報機らしい。 対岸にもある。 警報機を設置するのは良いが、警報の表示部が川に向いてて良いんだろうか?
「いいんですよ。 これが実際に役に立つ日なんて、きっと来ないんですから」
なんて思ってるんだろうな、これを作った人も、作らせた人も。