久しぶりに高尾山へ。 標高500m台の大したことは無い山だが、森の木陰は意外に涼しい。 尾根を吹く風が気持ちいい。
ケーブルカーの駅からほど近いところに、蛸杉と名付けられた大きな杉がある。 樹齢およそ450年。 ここ数年は樹が弱ってきているようで、以前は直接触れたのが、今では柵の中でお触り禁止。 その代わりなのか、蛸過ぎの横にこの 「開運 引っぱり蛸」 が作られていた。
駄洒落で開ける運ってのもどうかと思うが、この蛸はけっこう人気。 ポイントは、思わず触りたくなる頭(?)の形らしい。 通り過ぎる人の多くが、ぺちぺち頭を叩いてた。
何だか判らない赤い実。 ちょっと毒々しい。 実が落ちた後に見える幹(?)がまた真っ黒で怪しい感じ。
だんだん潰れていく天狗。 今年の終わりには処分されそうな勢い。
たぶん蛾の蛹。
微妙に色が違うのは、いつもはその部分に注連縄が巻いてあったから。 人に例えるなら水着の跡か。 そう言えば、世の中には水着の跡がセクシーなんて言う人がいるんだよな。 俺にはよく判らない趣味だが。
こーゆーのを見ると、これが自分の体に生えてくることを想像してしまう。 気持ち悪い。 だったら見なきゃいいようなものだが、見つけてしまうと目が離せない。
尾長揚羽(オナガアゲハ)。
黒い揚羽蝶はずっと飛び回っていて、こうして停まっていることは滅多に無い。 こいつは何故ここでじっとしてるんだろう。 そう思いながら見てるうちに気付いたのは、羽の傷み具合。 後ろの羽は結構ボロボロで、名前の由来となっている尾のように延びていたはずの部分は半分ぐらい無くなっている。 そろそろ寿命なんだろうか。