10月か。 虫の声は、マツムシからコオロギへ、すっかり変わってしまった。 かと思うと、まだたまにマツムシの声を聞く。 いまだに鳴いてるとは、よほどもてないマツムシなんだな。 「世界にオスが一匹だけになったとしても、あなたは嫌」 ってやつだ。 こんなとき、 「メスはもうみんな死んでるかもしれない」 と思うのは、自分への言い訳になるんだろうか。 って、どうでもいいか。 何にしたってもうすぐ死ぬんだし、せいぜい頑張って鳴け。
国勢調査に回答してちゃんと提出したのだが、一軒一軒調査員が回るやり方ってのは、どうなんだろうな。 調査員が直接訪問するのは、他に手段が無い場合だけにしないと、時間も金も無駄にかかるだろう。 こーゆーのにこそインターネットでやればいいのに。 いや、そもそも、人口が知りたいんだったら住民票で数えろよ。 データはコンピュータに入っているんだから、一瞬で終わるし、取りこぼしも少ないぞ。 って、データはコンピューターで管理してるんだよな?
ふと思ったのだが、男は、 「日本人だから」 という理由で応援し、女はもっと個人的な、例えば 「柔ちゃんだから」 とか 「室伏だから」 って理由で応援するのが多いんじゃないか。 思い入れを、漠然とチーム全体に持つか、象徴的な個人に持つか、ということ。 「応援したい選手がいないから見ない」 ってのは、女のほうに多い意見ではないかって気がする。 まあ、どうでもいいんだけど。
そのオリンピックだが、閉会式でゲイのパレードがあったそうだ。 確かフジテレビだったと思う。 事前に地元のゲイにインタビューしていたのだが、そのときの英語のやり取りを訳した字幕が、極端な女言葉になっていた。 「そうね。 もちろん、やるわよ」 なんて感じで。 そーゆーもんか。 ちなみに、シドニーは世界第2位のゲイの街だそうだ。