安倍晋三は、自民党総裁になって以来かなりハイペースで叩かれていて、その叩かれっぷりが逆に選択の正しさを思わせる始末。 まあ、そこで思うことが 「特定アジアには都合が悪いのか」 だったりする辺り、俺は俺でかなりネットに毒されている訳だが。
さて、うかつに叩いたら批判されたので謝罪したというニュース。 Narinari.com から。
情報番組「とくダネ!」(フジテレビ系)キャスターの小倉智昭(65歳)は10月1日、9月27日の同番組内で、自民党の安倍晋三総裁の“腹痛”を揶揄するような発言があったことについて謝罪した。
この発言は、安倍総裁が首相だった2007年9月、在任366日にして体調不良を理由に辞職したことに関するもの。 番組に出演していたコメンテーターで、経営コンサルティング会社代表の田中雅子氏が当時を振り返り、「(安倍首相の)辞め方が非常に…1年でもうお腹痛くなっちゃって辞めちゃったということで」とコメントすると、すかさず小倉が「ちょっと子どもみたいだったもんね」と発言した。
しかし、安倍総裁は単なる腹痛で職を辞したのではなく、全国に10万人の患者がいるという、厚生労働省より特定疾患に指定されている難病「潰瘍性大腸炎」を患っていたことを後に明かしている(※現在は新薬の登場により克服したと伝えられている)。 そのため、「とくダネ!」でのキャスターとコメンテーターのやり取りはあまりに軽く、不適切だと、ネットで批判が噴出していた。
こうした批判を受け、小倉は10月1日の番組内で「ここでお詫びをさせていただきたいと思います。 先週の木曜日、自民党の安倍新総裁の体調に触れた際、潰瘍性大腸炎という難病であるにも関わらず、不適切な表現をしてしまいました。 もちろん、病気に苦しむ方を傷つけるつもりはありませんでした。お詫びをさせていただきます」と謝罪した。
謝罪って、たいていは 「そんなつもりで発言したのではなかった」 なんて言うけど、だったらどんなつもりで発言したのかを言えよ。
この辺りをはっきりさせて欲しいものだ。
難病の症状を馬鹿にした発言は不適切だが、安倍を馬鹿にするのは有名税なので構わないと思っているのか。 表現が不適切というが、それは例えば 「もうお腹痛くなっちゃって」 「ちょっと子供みたい」 じゃなくて 「腹部に激痛が走って」 「精神的な弱さが見えた」 だったらよかったのか。 そんな表層的な表現の問題ではなく、そもそもすぐに腹が痛くなるような難病患者が首相をやってること自体が間違いという趣旨だったのか。 などなど、もっと具体的に。
何があっても絶対に報道されない人権擁護法案だが、もしこれが通った場合、安倍君には是非ともこれでがんがんマスコミを訴えて欲しいものだな。 まあ、可決されないに越したことはないんだけど。