小保方さんは早稲田大学から博士号を取り消されてしまったのだが、これに抗議するコメントが弁護士を通して発表された。 ちょっと長いが、弁護士ドットコムからコメント全文。
私は、学位論文について、実質的な審査対象論文と異なった初期構想時の論文を誤って提出したことに対し、論文訂正と再度の論文指導を受ける機会を与えて頂きました。 このため、大学設置の調査委員会によって指摘された問題点をすべて修正して論文を再提出したところ、このたび、前回の授与時判断と異なった結論を出されました。
昨年、総長からは、指導過程および学位授与の審査過程に重大な不備・欠陥があったとの理由から、猶予期間を設けて論文訂正と再度の論文指導を受ける機会を与えるとし、これが適切に履行された場合には取り消さず学位を維持する、とのご決定を戴きました。 私はこれに従い履行したにも関わらずの今回の決定には失望しています。
このような経緯の下での今回の判断は、総長のご決定の趣旨及びその背景にある大学調査委員会報告書のご意見に大きく外れるものであり、学位規則の取消要件にも合致しないものであると思います。
前回の学位授与は、私の在学中に研究活動を指導し研究の進捗状況等の報告をさせて頂いていた教官の先生方らによって、正式な審査過程を経たうえで授与されたものです。 しかし、今回の同じ研究科における再度の審査過程では、今回の修正論文は博士に値しないとされることは、前回の授与時判断と大きくかい離する結論であり、指導過程、審査過程の正当性・公平性について大きな疑問があります。
今回は、修正論文提出前から、担当教官によって、「今回は合格する可能性はとても低い」と伝えられ、不合格の理由においても、審査教官から「博士として認めることのできないのは一連の業界の反応を見ても自明なのではないか」とのコメントがあり、学術的な理由とはかけ離れ、社会風潮を重視した結論を出されたことは明らかです。 また、今回の修正作業は、入院中、加療中での修正作業となり、思考力・集中力などが低下しており博士論文に能力を発揮できる健康状態ではないとの診断書を大学に提出しておりましたが、ほぼ6年前の米国に保存されている研究資料を提出することなどを求められ、しかも厳しい時間制限等が課されるなど、心身への状況配慮などは一切なされず、むしろそれが不合格の理由にも採用されました。
修正論文提出後、「審査教官とのやり取りは始まったばかり」との説明を受けましたが、一回のやり取りだけで不合格の判定をされ、それに対する私の意見も聞く耳を全く持って頂けない状況でした。 これでは、当初から不合格を前提とした手続きであり、とても不公正なものであったと思います。 この点については、大学にも改善をお願いしましたが、残念ながら聞き入れて頂けませんでした。
博士論文の骨子となる内容はSTAP研究の足掛かりとなった研究成果であり、理研で行われた検証実験においても一定の再現性が認められているものです。
博士論文執筆当時、この研究が広く役立つ研究に成長していく事を夢見て日々を過ごしていました。 私の研究者の道は不本意にも門が閉じられてしまいましたが、いつか議論が研究の場に戻る日を期待し、今回の再提出した博士論文や関連するデータは年度内をめどに随時公開して参る所存です。
以上
初期構想版を間違って提出したのなら、完成版を出し直せば済むだけのこと。 再度の論文指導はもちろん、訂正版の提出に時間の猶予を与える理由も無い。
ただ公平性ってのは、確かに欠けているかもしれないな。 前回はザルのような、しかもいろいろ下駄を履かせてもらえる審査だったのだろうから。
さて、そんな小保方さんに、未来を拓く道を教えてあげよう。
却下されたという論文を海外の科学雑誌にでも投稿すればいい。 内容以外のことを問題視されたから却下されたのなら、研究者としての道を閉ざされたなんて言ってないで、その内容が価値のあるものだと他の場所で示せば良いではないか。 論文を投稿し評価を受ける場は早稲田だけではないのだから。 いや、早稲田の評価が地に落ちている状況だし、早稲田以外で評価されることはもはや必須条件なんだけどさ。
というか、実際にSTAP細胞を作って見せろよ。
作るのはちょっとしたコツがいるけど簡単で、200回ぐらい成功してるってことなんだからさ。 もう何度もやっていることを、もう一度やって見せるだけ。 それだけで、研究者としての道は即開けるだろう。
論文なんて、その後で好きなだけ書けばいい。 ES細胞をパクらずにSTAP細胞を作って見せての論文なら、文章や図表をパクっていても、本筋部分の内容で評価してもらえるかもしれな… いや、図表は駄目かな。
でもSTAP細胞を作って見せた後なら、開き直ってみるのもありだ。 例えば
なんて言っても、自虐ネタとして笑って許されそう。 再提出は求められるだろうけど。