雪が降った。
去年は3月に一度しか降らず、 「やっぱり地球は温暖化しているんだろうか」 と考えさせられたものだが、無駄な心配だったようだ。
南のベランダから一枚。
北の窓から見る雪。 雪の中、自転車を押して歩いている人が、とてもとても寒そうだった。
「豆撒きに由美かおるが来るんか! そりゃ見に行かんにゃぁいけんの!」
と、随分前から高幡不動の節分を楽しみにしていた父。 水戸黄門が大好きで、そのついでか由美かおるも好きなのだ。 そんな父と一緒に、この雪の中、高幡不動にいってきた。
で、由美かおる。 50台半ばという年齢からすれば化け物じみて若く見える。 でも、やっぱり歳は歳なんだよな。 若い娘と並ぶと結構厳しい。 ま、厳しいとは言っても、許せる範囲なんだけどね。 立居振舞の美しさは別格って感じだったし。 って、 「許せる範囲」 なんて言ってる俺は何様?
寒いし雪は降るしでさっさと帰ってきたのだが、父はまだ未練があったらしい。 家に帰って昼を食べた後、 「もう一回行ってくる。 今度は豆を貰ってくる」 と、午後の部に出かけていった。
ちなみに、豆撒きに来ていたゲストは、以下の通り。
豆撒きに来たゲストは、つのだ☆ひろ以外は全て女なのだが、名札は全員 「年男」 と書いてあった。 女でも年男。
昔は、男女区別無く年男と言っていたんだろうか。 いや、無いのは男女の区別ではなく、神事(?)における女の存在だったのかもしれない。 或いは、看護婦が看護士になったように、男女別名だったものが一本化されたのか。 単なる間違いや手抜きってことは無いよな。
更にちなみに、高幡不動の豆撒きでは 「福は内」 としか言わない。 これは、不動尊の境内なので鬼がいないからなんだそうだ。