宴会芸（？）で悪乗りして暴動のきっかけとなった日本人留学生が、今日、帰ってくるらしい。 赤いビキニを着て、 「これが中国人です」 なんて腹に書いてたんだとか。
事件に対しては、 「不法入国して犯罪ばかりやってくるせに、留学生の悪乗りぐらいで暴動を起こすなよ。 関係ない日本人まで襲いやがって」 というのが、俺の正直な感想。
しかし、一般中国人が偏った情報しか持たないことを考えると、単純に責める訳にもいかないのかもしれない。 一般中国人が日本について知っているのは、都合よく歪められた歴史と、たまにやって来て中国人の女を買うことと、不法入国でもとにかく入り込めば稼げるらしいことぐらいだろう。 日本が多額の援助をしていること、特許なんて関係なく日本の技術をパクっていること、日本で多くの犯罪を起こしていること等は、ほとんど知らない。 報道されることが無いからだ。 それが、歪んだ愛国心や自尊心の表れなのか、政府の報道規制によるものかは知らないが、いずれにしても中国マスコミの責任は大きい。 ま、ODAについて言えば、金をやってるんだから少々のことに文句を言うなってのも、どうかと思うけどね。 しょうがない感情だけど。 そもそもODA絡みでいろいろ思うのは、その必要性を全然感じていないところに勝手に出されているという、対日本政府の感情なんだけどね。
今回の暴動、後半は暴動を起こしたい人が頑張ったんだと思うけど、前半の主役は大学生だそうだ。 中国の大学生は、日本に対して微妙な劣等感を持っているんじゃないかって気がするな。 彼らは、日本人にとって中国人が 「安い労働力」 であることを認識しているだろうからね。 そういった自己認識の故に、馬鹿にした態度に敏感になってるんじゃないかとも思うのだよ。 あ、でもこの論法でいくなら、ODAなんか知っていたところで、やっぱり暴動か。
なんだかんだ言ったところで、許せるのはせいぜいがデモ程度まで。 関係ない日本人を襲うのは違うだろう。 日本政府はちゃんと文句を言ったのかね。 同じ課の人が上海に行っていることもあって、ちょっと心配だよ。 俺だって、まだ行かないと決まったわけじゃないし。