ボーナスの支給日だった。 手取りで45万ってのは、多いんだか少ないんだか。
いつものことだが、明細を渡す前に課長がいろいろ喋る。 「業績はまあまあだったけど、本社が赤字だから、関連会社としてはそんなに払えない」 のだそうだ。
これまたいつも思うことだが、そんなことはどうでもいいのだ。 何を聞いたって 「ああそうか」 と思うだけだし、説明に納得したかどうかで金額が変わるわけでもない。 だからもう無駄な儀式はやめて、さっさと明細を配れ。 ってゆーか、課長がいちいち手渡さなくても、給与明細みたいに庶務さんが配りゃいいのだ。 邪魔くせえ。
仕事をしていたら構内放送。 「本社でウイルスが大量発生しているので、本社とのメールの送受信を停止した」 とのこと。 なんだそりゃ。 もういいよって放送がかかったのが、夕方4時ぐらいだったろうか。
回覧が回ってきた。 苦情電話への対応について。 「お客様の身になって」 とかのありきたりな内容に、 「ふーん、でも何で今更こんなものを?」 とぱらぱらと読み流していたら、最後の方に書いてあった。 「電話は、録音されているということを頭に入れて」 だとさ。 なるほど、そーゆーことか。 ふっふーん。