あっと言う間に12月。 早いよなぁ。
なんて思った所でふと気になったのが、時間的に短いことの表現で使われる 「あっと言う間」 について。 これ、なんで 「あ」 なんだろうかと。
確かに 「あ」 と言うのにはほんの僅かしか時間がかからないが、別にこれが 「か」 だろうが 「ほ」 だろうが大して変わらないよな。 始まりから終わりまでを阿吽といったりするし、始まったその瞬間という意味も込めての 「あ」 なんだろうか。
と思ったのだが、実際に口に出してみると 「あ」 と他の音とは、たった一音でも結構違うんだね。
まず母音と子音がセットになる音だが、音を発する前に舌や唇を準備しておく必要があって、母音だけの場合と比べるとスピード感がかなり落ちる。 「ち」 なんて、俺の中では結構速いイメージだったのだが、実際に 「あ」 と言い比べてみると、予備動作がかなりあって駄目。 一旦唇を閉じる必要がある 「ま」 の行なんて論外。
母音だけで比べても、事情はあまり変わらない。 ただ単に口を開けるだけの 「あ」 と比べると 「いうえお」 はどれも口の形を意識して変える必要があって、やはりスピード感で劣るのだ。
実際に言ってみて納得した。 「っと言う間」 にはやっぱり 「あ」 が一番ふさわしい。
しかし客観的に見ると、部屋で一人で 「あ…か…さ…さ…さ…あ…い…う…」 なんて切れ切れに言っている姿は不気味以外の何物でもないな。
これが多分この近所で最も赤い紅葉。
父を連れて病院に行った帰り道で見たのだが、燃え上がるような赤に 「おぉ!」 なんて、一瞬目を奪われた。 父も同様だったらしいが、出てきた言葉が 「よう熟れちょるのぉ」 てのはどうなんだろう。 熟れてるってのは、何か違うんじゃないかと思うのだが。
長元坊(チョウゲンボウ)
見てすぐ判る通り隼の仲間なのだが、なんでこんな名前が付いているのかは判らないらしい。 小型だが強そう。 特に足が。
足元は水防水質自動観測所の一つである高幡橋観測所の太陽電池パネルなのだが、これが鳥にとってはちょうどいい止まり木替わりのようで、烏や川鵜などもよくこんな感じで留まっている。 その結果、太陽電池は糞だらけ。 鳥避けなんて簡単にできそうなものだが、なんでやらないのかね。
駐輪場の黄葉。 日の光に透ける葉が綺麗だった。
柿。 鳥に食われることなく残っていることから察するに、きっと渋柿なんだろう。