2003 01 04

晴れた日に思うこと

いい天気。 布団を干して、そのまま布団にもたれて外を見ていた。

去年末のある日。 晴れてはいたけど、冷たい風がけっこう強かったと思う。 その冷たい風の中を、綺麗なお姉さんが歩いていた。 赤いマフラー。 丈の短い黒のジャケット。 そして、ものすごく深いサイドスリットの、黒のミニスカート。 足の付け根を通り越して腰骨の辺りまであるんじゃないかと思えるそのスリットが、白い足に合わせて開いたり閉じたり。 いろいろとしなくてもいい想像をしながら、彼女が角を曲がって見えなくなるまで、その姿をずっと見送っていた。 3階のベランダからとはいえ、姿が見えなくなるまで誰かを見送ったのは、あれが初めてだったなぁ…いや、2度目だったかな…

と、新年早々から去年の回想。 それにしても、本当にいい天気だな。