テレビをつけたら、筑紫哲也が出ていた。 年金未払いの責任を取ってテレビ出演はしばらく自粛だったのだが、その 「しばらく」 がもう終わったって事か。 TBSでは、年金関係のニュースを扱うときに、筑紫君のことに触れないようにとのお達しが出ていたんだそうだ。 ま、そんなもんか。
小学生の女の子が、同級生の女の子を、カッターで首を切って殺した事件。 ネットで悪口を言われたことが原因のように報道されているが、これはまあ、違うとは言わないまでも割り引いておくべきだろう。 被害者が悪口を言う（書く？）よりも前に気の弱い男の子を苛めたりしていたってことだし、そもそも彼女の中の攻撃性が肥大化していたんだろうと思う。 加害者は、殺す手段にカッターを使ったことについて、 「テレビドラマで見て」 と言っているそうだ。 誰でもいいから殺してみたいと思っているところに、こうしたシーンを見て、同じやり方で殺せそうな人として被害者の女の子を選んだってところだろうと、俺は思う。
ところで、殺し方がテレビの真似だってことは、ほとんど報道されない。 ニュースにおいては、常に、インターネットの書き込みが原因のように報道している。 しかしその一方で、同じようなシーンを持つ番組は放送を中止していたりもする。
6月4日の金曜エンタテイメントについて (06/04 20:09 更新)
6月4日放送予定の金曜エンタテイメント『結婚相談員末永卯月の推理案内状〜地獄の花嫁（5）』の中で刃物を犯行に使用するシーンがあることから、今回の事件に配慮し、今週の放送を控えることにしました。 代わりに『実録離婚必勝ドラマ 離婚カウンセラー・轟木祥子』を放送します。
これはフジテレビ。 注目は 「今週の放送は」 ってとこ。 せっかく撮ったことだし、ほとぼりが冷めた頃に放送しようってことか。 そもそも、こういった事件があるたびに自粛してきたはずなのに、何でまた同じようなものを作っているのかね。