ビーズって、ビーの複数形だよな。 これは判りやすい。 あの粒の一つ一つをビーというんだろう。 ビー玉のビーも、たぶん同じだな。
どういう流れだったかは忘れたが、通勤電車の中でそんなことを考えていた。
家に帰ってから、朝にそんなことを考えていたのを思い出して、念のために調べてみた。
小学館 Bookshelf Basic によると、確かにその通り、
じゅず玉状のもの
とあった。
ビールの泡や汗の滴もビーズと言うのだそうだ。
ついでに、bead(s)を使った熟語を見た。
- drop beads
- 会話中にうっかり自分が同性愛者だとばらしてしまう。
ぽろっと落としてしまうことを、うっかりばらしてしまうことに結びつけるのは判る。 そこまでは判るけど、何故に同性愛限定?
ビーズはもともとロザリオの玉のこと。 ロザリオが使われるのはカトリック。 カトリックは同性愛を禁じている。 と、全く繋がりが無い訳でもないが、カトリックが禁じていることって、他にもいっぱいあると思うんだけど。
教会の中から出てきた言葉だとすると、女人禁制の世界だから、同性愛として想定されるのは男同士だろう。 これが中国なら、宦官なんてのもいたことだし、 「玉を落とす」 が同性愛に結びつくのも判るが、カトリックにそんな風習は無かったよなぁ。 ひょっとすると、喩えではなくて本当に同性愛者がビーズを時々落としていたんだろうか。 穴が狭くならないように、或いは広がった穴から漏らさないための蓋代わりに、或いはそういったプレイで、詰め込まれたビー玉を。
ああ、止せばいいのに想像してしまった。