子供の日は入場無料の多摩動物公園に行ってきた。 だいたいいつも人が多いのだが、無料の日はまた格別に多い。 で、いつも不思議に思うのだが、ベビーカーの中で寝てるか食べてるかの乳幼児を連れてくる意味があるのだろうか。 子供は、何を見ても何も解らないだろうし、周囲にとっても邪魔なだけ。 親は自己満足で楽しいのかもしれないけどさ。 親が楽しいってだけでも、十分に意味があるのかな。
土の上や中にいろんな昆虫がいる様を生き生きと見せたかったのだろうが、生き生きしていないために、晩秋の吹き溜まりみたいになっている。 まあ、昆虫の標本を生きているかのように見せるのは、剥製を作るよりも遥かに難しいんだろうけどさ。
昆虫の標本は難しいからなぁ… なんて同情的に見ていたのだが、この説明を見て、ただの手抜きかもしれないって気がしてきた。 文字の間違いに気付いたなら、修正液(?)で塗り潰したりしないで、ちゃんと貼り替えろよ。
まあ、それはそれとして、説明の2の
どうにもならない暗さである
ってのは良いね。
実際暗いんだろうけど、こう書かれると本当にどうにもならない感じがする。
ゴロゴロダラダラしていた雄ライオンが、ふと立ち上がって雌に近付いていく。
そして交尾。
周囲にいた子供連れの親が露骨に動揺していたのにちょっと笑ってしまった。
「あ、見て! 上に乗ったよ! あれ、何してるの? 食べてるの?」
「え? あ… あー… 乗ってるね。 何してるんだろうねぇ」
みたいな。 しかし客観的に見れば、俺はライオンの交尾に一人ニヤニヤしているおっさんな訳で、これはこれで子連れの親にまた違った動揺を与えそうな気がするな。
少し離れたところにいた別の雄ライオン。
何だか顔色が悪いように見えたので、望遠鏡代わりにカメラで拡大して見てみたら、こんなことになっていた。 毛の生え変わる時期なのか、年なのか。 ちょっと困った顔に見えるのは、眉毛のような何かのせい。 傷痕?