ベランダの春
我が家のベランダの鉢植えは、まだ父が呆ける前に、おそらく新聞屋から入手した種や球根の末裔だ。 これらを父が世話することはもうなくて、水遣りや肥料の追加は俺が引き継いでいる。 作業の品質は農家崩れの父に比べるとかなり落ちるはずだが、それでも、毎年この時期になると花が咲く。
そうして咲いた花を眺めていると、福山雅治が歌う 何度でも花が咲くように私を生きよう の歌詞が心に刺さる。
春が来た
今年もまた新しい花が咲くのです
同じ春など二度とないから
憧れたものにはもうなれないとしても
何度でも花が咲くように
私を生きよう
また春が来た
憧れたものにはもうなれないと思うが、そもそもの話、子供の頃に何に憧れていたのかをもう思い出せなくなってるんだよな。 確か悪の科学者だったような…。

近所の桜が散り始める頃、フリージアが咲き始める。 咲き始めると一気に咲くが、花の期間は短い。

ゼラニウムは年中咲きっぱなし。 基本的に白い花だが、写真のようにたまに赤が混ざった花が咲く。

カランコエは春先から数ヶ月は咲いている。 毎年、冬の寒さでダメージを受けるが、春には持ち直す。