アメリカで多発しているらしい竜巻や洪水。 その発生のメカニズムや被害状況を報じていたテレビ朝日の番組の中で、 「京都議定書に同意せず、学者のレポートに改竄をしてまでCO2問題を無視したことに対する天罰」 だと言っていた。
天罰。
学者のレポートを改竄してCO2問題を無視する決定を下した人は、竜巻や洪水で被害をこうむったのだろうか。 俺には、そうした決定を下すところから遠い人ばかりが、苦しんでいるように見えるのだが。
そうした指導者を選んだことが天に罰される罪であるとするなら、先の秋葉原で起きた無差別殺人事件だって天罰だよな。 大量の派遣労働を生み出すような経済政策を採る指導者を選んだ民衆に対する天罰。
この論理でいくと、たいていの殺人事件が天罰だな。 そうした天罰の地上代行者候補に、殺人事件をネタに構築した娯楽を届けるメディアは、天使ってところか。