職場のパソコンのキーボードがちょっと草臥れてきて、軽く押したのでは反応しないキーが出てきた。 それが不幸なことにAのキー。 使用頻度が高いのだが。 いや、使用頻度が高いからこそ駄目になったのか。
「なんか、時々キーを強く叩いてますよね」
「あ、これ、Aのキーが馬鹿になってきてるんですよ。 強く押さないと反応しないんですよね」
「あぁ、それは可哀想かも。 よりによってAですか」
「そうなんですよ。 俺、キータッチが軽い方だから余計に… あれ?」
「なに?」
「押さないと反応しない」
「はい」
「幼いと反応しない」
「はぁ」
「ロリコン?」
「はぁ?」
「じゃなくて、ノーマル宣言か」
「何を言い出すのかと思ったら。 なんか、違う意味で可哀想になってきましたよ」
仰る通りです。
HIVの感染者が過去最多を更新したのだとか。 時事通信から。
厚生労働省は7日、昨年の第4四半期に新たに報告されたHIV感染者は303人で、過去最多を更新したと発表した。 四半期ベースで300人を超えたのは初めて。
同省によると、第3四半期比46人増で、うち295人が男性。 年齢は30代の110人が最も多く、20代91人、40代64人と続く。 感染を知らぬまま発症したエイズ患者も同期比8人増の119人に上った。
例年、第4四半期の検査件数は12月1日の世界エイズデーに合わせた啓発活動で増える傾向にあるが、昨年の件数は低調だった。 保健所での相談件数は減少しており、 「国民の関心が薄れた恐れがある」 (同省担当者)という。
四半期で300人程度の増加というのは、あまり多いようには思えないが、このぐらいのうちに抑えておかないと感染爆発に至るんだよな。 ということで、地味な啓発活動なんてやってないで、定期健康診断でやれよ。 簡易検査なら、時間にして10分程度。 費用は7000円もあればできるらしい。 子供手当をこっちに回せば、サラリーマン全員を1年で検査できてしまうじゃないか。 対象も、20代から40代の男性と、感染増加している層にぴったり合うぞ。
いや、敢えてしないことで、世代交代を進めるつもりなのかもしれないな。 40代後半から発症して、否応無くリタイヤしていくように。 ついでに年金の問題も先送りできるし。 なんかこっちが正解のような気がしてきた。