父が申し込んだ日帰りのバス旅行で、スカイツリーに行ってきた。 入場が予約制となっている期間の最後の日曜日なんだそうだ。
高幡不動を出発して、ゲートブリッジを渡り、赤坂から永田町を抜けて押上へ。 渋滞にひっかからなかったために予定より少し早くスカイツリーに到着。 そこからは自由行動。
で、当然、展望デッキに上がるのだが、このエレベーターが凄かった。 350mの高さまで1分かからない速さもだが、始動と停止の滑らかさ静かさがもう驚異的。 誇張ではなく、いつ動き出したか判らないと言っていいレベル。 あと、内装が違う意味で凄かった。 どうしちゃったんだろうと疑問が湧くレベル。
展望デッキから見た景色。 生憎の曇り空で見通しはあまり良くないが、東京タワーよりも高いことは実感できる。
東京タワーレベルだと 「人がゴミのようだ」 となるのだが、この高さで俺の視力だと、もはや人が認識できない。 今ここに立つ俺にとって、人は塵、民家がゴミだ。
展望デッキの中はこんな感じ。 予約制で入場制限しているとは思えない人の多さ。 用の無い奴は帰れ。
近所の浅草を意識したのか、展望室内部の柱は浮世絵風。 悪? 西心?
展望デッキ最下層では、床の一部が透明で下が見えるようになっている。 ガラス面が小さいせいか、あまり恐怖とか不安とか感じない。 床全面透明にすればいいのに。
下から見上げるスカイツリー。 この角度だと、下の展望室から上が見えない。 せっかく完成したものを見に来たというのに、これでは建設中に来た時と大差無いな。
隅田川デジタル絵巻の一部。 観音像の後ろの手が観覧車のようにぐるぐる回る。 観音像自体も微妙に位置を変えながら、ゆっくりと現れたり消えたりする。 他にも浅草寺の周りで、五重塔と同じぐらいの風神と雷神が現れたり消えたり。
パンフレットには
隅田川の両岸に広がる下町と江戸・東京の文化や風景を描いた、全長45mのグラフィック壁画
とあるのだが、これでいいのか?
これは外人向けの土産物だろうか。 リアルヤンキー万葉仮名。 吐露非狩古鬱。
浅草寺から見たスカイツリー。 先端の膨らみは制振用の錘を兼ねていて、その重量100tだとか。 倒れたら大変なことになるな。
手前の小さい建物は車椅子用のエレベーター。 バリアフリーというなら、入り口も手前にすれば良いようなものだが、構造上難しいのだろうか。
考えてみれば、神社や寺こそ、バリアフリーを率先すべきなんだよな。 健常者よりは障碍者の方が、神仏なんてものにより頼りたいだろうから。 まあ、事情がどうであれ、賽銭や布施を払えない人は救済の対象外なんだけどさ。
近所の公園にあった、これは小学校の卒業制作だろうか。 ちょっと怖い。 確かデビルマンで、こんな悪役が出てきた気がする。