目が覚めて、テレビをつけると、アフガニスタンのカルザイ大統領暗殺未遂のシーン。 拳銃(?)を発砲する男と、その男を止めようとする男。 3人が揉み合って倒れたところに、自動小銃を掃射する米兵。 そんな映像の後、アナウンサーが言っていた。
「犯人ら3人が死亡しました」
この 「犯人ら3人」 のうちの2人が犯人で、残る1人はボディーガードらしい。 アフガニスタンやパレスチナだと、暗殺未遂と聞いても 「またか」 ってぐらいの感想しかないのだが、今回は生々しい映像を見たことで、ちょっと興味を持った。 と言っても、暗殺そのものじゃなくて、 ボディーガードを殺したのは誰か? ってことなんだけど。
俺には、駆けつけた米兵が犯人と一緒に撃ち殺したように見えたのだが、実際はどうだったんだろう。 もちろん、ボディーガードが殺されるきっかけを作ったのは暗殺者だし、あの場面では、ボディーガードを殺さないようにと発砲を躊躇することが、大統領の身を危険に晒すことに直結するだろうことも判る。 しかし、あそこで揉み合っていたのが現地人のボディーガードではなくて米軍の兵士だったら、あんな風にまとめて撃ち殺しただろうか。
ま、誰が殺ったかを聞いたところでどうなるものでもなし、どっちでもいいのだが、気になりだすと何時までも気になってしまうのだな。 せっかくのニュースなんだから、はっきり言ってくれ。 いったい誰がボディーガードを殺したのか。 それを言わないのは、何か意図があってのことか?
ちょっとうとうとして、またテレビをつけて、今度はサンデープロジェクト。 「圧勝の危惧 田中康夫の内なる敵」 と題した特集。 内なる敵って、既成政党のうちで唯一味方した共産党のことかと思ったら、どうも田中康夫の驕りを指しているらしい。 ま、誰であっても、圧勝するとこんな風に言われるものだ。 俺としては、彼がやろうとしているらしい 「社会の教科書に書いてある民主主義」 の行き着く先がどんなものかを見てみたいので、この圧勝で自信を深めて(驕りを高めて?)突き進んで欲しいんだけどね
ま、それはそれとして、気になったのは、田中康夫の記者会見のシーン。
会場の記者が、
知事の暴走を抑えるためにも辛勝した方がいいという人が何人かいたが
と質問していたときに、画面に出ていたテロップは、
知事の暴走を抑えるためにも辛勝した方がいいという人が多いが
となっていた。
「何人かいた」
と
「多い」
では全然違う。
その特集では、そういった声ばかりを集めていて、本当にそんな声が多いと思わせるつくりになっているのだが、実際に多かったのだとしても、他人の発言をテロップで歪めてしまうのはやっぱりまずいだろう。
そうする意図は判り易くていいんだけどさ。
振り返ってみると、昨日から麺類しか食ってないよ。
蛾。 もこもこ高級毛皮風味。
こーゆー車に乗ってみるのもいいかも。 俺は助手席。 運転手は、ワイルドな美人かと思いきや、いかにも知的なお姉さん。 冷たいとも思える表情で前を向いて運転しているのに、アクセルを踏む足が深いスリットのタイトスカートからチラチラと覗いて、ハンドルを切るたびに胸がぷるるん。 隣で俺の胸がきゅるるん。