恐竜博
国立科学博物館でやっている 恐竜博 に行ってきた。
ちょっと早めに家を出たらやたら乗り継ぎが良くて、上野に着いたのは待ち合わせの30分以上前。 せっかくなので、上野に来てもあまり行くことがない池方面を散歩。 風が強くて少々寒い。
土日は激しく混んでいる上野公園だが、平日の池周辺に人影はまばら。 見かけるのは年寄りと外人ばかり。 ってのはどこの観光地でも同じだが、上野は他より外人率がちょっと高い気がする。
池の畔に出店が並んでいたが、ほとんどが開店休業状態。 瀬戸物屋のおっさんは電話で誰かに愚痴ってた。
「店に来るの外人ばっかだよ。 あいつら箸しか買わねーから。 商売にならねーよ」
まあ、外人は茶碗を買わないよな。 持って帰る途中で割れそうだし。

清水観音堂。 アジア系の外人が多かった。

五條天神社。 ここは日本の老人が多かった。

上野東照宮。 欧米系の外人が多かった。
そして恐竜博。
恐竜の研究が進む一方で、恐竜の展示の仕方はずっと停滞していた。 まあ、骨しかないからね。 しかも学術研究からの流れ。 研究者目線でちゃんと見せようとしたら、理科室の骨格標本みたいになってしまうのはしょうがない。
これが近年、生きていた時の動きを見せるような展示に変わりつつあるのだそうだ。 恐竜博の予習を兼ねて見たテレビ番組に、その道の第一人者のセッティング風景が流れていた。 脛の角度は… 爪先は… 首は… などと結構細かく調整していたな。 何メートルもあるような大きな恐竜でも、足の位置が僅か5cm違うだけでもう全然違って見えるらしい。
いろいろ拘りがあったようだが、その拘りの動きが全て想像でしかないことを、本人はどう思っているのだろう。
ペンギンの骨からペンギンを、象の骨から象を、果たして自分は導き出すことができるのか?
そんな自省をする人なら、動きのある展示なんてできないんじゃないのかね。 一つの仮説として動きを見せることまで否定するわけじゃないけどさ。
とまあ展示方法については若干批判的な気持ちで恐竜博に臨んだのだが、実物を見ると、そんなことはどうでもよくなるね。
でかい! すごい! かっこいい!
内心は終始こんな感じだったよ。 「海辺で暮らす恐竜のとある一日」 的な動画も、あれはあれであり。

デイノニクス。 ハイテンション。

始祖鳥系の化石。 大きめの鶏ぐらいの大きさ。

これも始祖鳥系。 羽の痕跡がいい。 尻尾も。

むかわ竜。 北海道出身。 骨より影がかっこいい。

海竜。 厳密には恐竜ではないのだが気にしない。 これだけ関節があると、普通にマッハ突きが出せそう。 マッハ頭突きか。

恐竜といえばこいつ。 ティラノザウルス。
恐竜が滅びずに進化を続けたらどうなっていたか。 その進化の果ての想像図も展示されていたが、これがほぼ人間だった。 ゲッターロボに出てきた恐竜帝国の爬虫人類のような。 「こういうのって、必ず人間に寄せるよね」 という連れのお嬢さんの指摘が鋭い。