盆休みなのだが、あまりにも暑いので外に出たくない。 なのでエアコンをかけて高校野球を横目にパソコンを弄る毎日。 只管怠惰。 そんな生活なので、時間が経つのが異様に速い気がするな。 まあ、どんな気がしようが、やることは変わらないのだが。 と言うか何もしないのだが。
で、高校野球だが、ユニフォームが地元向けになってるのがちょっと気になったりする。
今大会なら木更津総合。 ユニフォームの胸には大きく 「SOHGOH」 と書かれていて、その下に小さく 「KISARAZU」 とある。 察するに、他にも木更津高校とか、木更津工業とかの 「木更津」 を冠する高校がいくつかあって、地元では木更津高校は 「木更津」 で、木更津総合は 「総合」 と呼び分けているんだろう。 で、その慣習をそのままユニフォームにも反映したと。
もっと極端な例だと、広島市内には県立と私立の工業高校があって、地元民はそれぞれ 「県工(けんこう)」 「市工(しこう)」 と呼んでいるのだが、野球部のユニフォームにはこれがそのまま書かれている。 県工の方は野球もそこそこ強くて甲子園に出たこともあるのだが、その時も胸には 「KENKO」 の文字。 地元の事情を知らない人には 「健康?」 なんて意味不明だろう。
だからどうってことも無いし、地元民向けで全然構わないんだけどさ。 何かこう、頑張りはするけどきっと地区予選で終わるんだろうってどこかで諦めてるというか、そんな感じがちょっとする。 これが仮に 「甲子園には必ず出場できるし、出れば上位を狙える自信がある!」 という状態でユニフォームをデザインするとしたら、もっと地域の代表を意識したようなものになるんじゃないかと。 木更津総合なら、今とは逆に 「総合」 よりも 「木更津」 を大きく目立たせるんじゃないかと思うのだが、どうだろう。
ユニフォームでもう一つ。 長野の上田西。
小学校の頃に自分のサインを作るのが流行ったことがある。 で、それぞれが色々考えるのだが、出来上がったサインのほとんどが、縦か横に長く一本引いた線を共有する形で文字を並べるというものだった。 塾で小学生を教えていたときにも子供達が同じようなことをしていたから、あれはきっと小五病症候群とでもいうべきものなんだろう。
で、上田西。 帽子と胸に学校名が漢字で書かれているのだが、そのデザインが小学生の考えたサインのパターンなんだよね。
こんな感じ。 どうよ。 実際は筆書きっぽくてもうちょっと躍動感があるのだが、その躍動感がよけいに小五病を際立たせるというか、メンタルが小学生のまま技術だけ進化しましたって感じ。 生徒はどう思ってるんだろう。 どうでもいいのかな。
上田西と木更津総合は一回戦で当たり、7対5で木更津総合が勝った。