最低野郎の鉄の棺桶

稲城長沼に実物大スコープドッグを見に行ってきた。

ATM-09-ST SCOPEDOG

百年戦争末期のギルガメス軍で開発、実戦投入された人型兵器、装甲騎兵(AT : Armored Trooper)。 その量産品がスコープドッグ。 名前こそ装甲騎兵だが、諸般の事情で装甲は紙レベル。 こいつで生き残るために必要なのは、まずは運、次いでテクニック。 搭乗者の生存率は極めて低い。

主人公のキリコがよく使う機体だが、躊躇なく使い捨てる機体でもある。 よく使う理由は、慣れているから。 何か愛着があってのことではない。

ボトムズ

これが稲城長沼の実物大スコープドッグ。

思い出補正もあってまあまあ格好良く見えるのだが、それ故か、公園の中にぽつんと立つ姿の場違い感が半端無い。

そしてディテールが甘い。

せっかくの原寸大なのだから、もっと各パーツの存在意義を考えて精緻に作れば良いのに。 いや、作っているつもりなのかもしれないが、俺の目には上っ面をなぞっただけに見える。

なんか色々惜しい。

ガンダム

ちょっと離れたところにシャア専用ザクとガンダムが並んで立っていたのだが、こちらは更に残念な感じ。 ディテール云々の前にスタイルがもう駄目。

ザクはむっちりし過ぎ。 そんなザクに並んでいるからか、ガンダムはなんかしょぼくれて見える。 定年後に再就職した警備員といった風情。

ところで、どうして稲城長沼なのか。

そんな当然の疑問に答えるためか、こんな説明が置いてあった。

稲城市は、メカニックデザイナーとして高名な大河原邦男の出身地ということで、大河原邦男デザインを感じさせる作品を稲城市内に設置することや、メカデザイナーズサミットの開催等により、子供や家族にとって魅力的な街づくりを行い、生き生きとした街を目指すプロジェクトを進行しています。

そしてこのプロジェクトの一環として、2016年4月23日に、JR南武線 「稲城長沼駅」 前の高架下に 「いなぎ発進基地ペアテラス」 の開業に合わせて、 「機動戦士ガンダム」 に登場する 『RX78-2 ガンダム』 及び 『MS-06S シャア専用ザク』 のモニュメント(高さ約3.6m)を設置致しました。

稲城市はこのプロジェクトを通して、稲城市の魅力を向上させ、地域の活性化、観光事業の推進、定住者の増加等につなげていきます。

©K.Okawara・Jet Inoue ©サンライズ ©創通・サンライズ
©タツノコプロ・読売テレビ 2008

大河原邦男の出身地だからであれば尚の事、もっとクオリティを上げろよ。 スコープドッグはまだ許せるが、このガンダムは駄目だろ。 他所の実物大ガンダムの方がずっと格好良いじゃないか。 バンダイから RG の設計図を買って作り直せと言いたい。

そういえば、コピーライトにバンダイが入ってないな。 声はかけたのだろうか。