2008 07 12

夕立

散歩でもしようと家をでて、ほんの数分歩いたところで、ぽつぽつと雨が降ってきた。 見上げれば、遠くの空に真っ黒な雲。 本格的に降ってくる前に帰ろうと来た道を引き返し始めたところで、台風並みの強風と土砂降りに。 念の為にと持って来た折り畳みの傘は、開いた瞬間に骨が折れた。 激しい雨に数メートル先も見えない。 家までのほんの数分の間に、下着までぐっしょりになってしまった。

守宮

部屋の電気を点けて、ふと足元を見ると、守宮がいた。 守宮って、目が金色なんだね。 保護色のぼやけた体には不釣合いな、綺麗な金色。

外に追い出そうかと思ったが、ゴキブリを食べてくれるかもと思い直して、守宮はそのままに電気を消したのだった。 せいぜいしっかり働いてくれ。 サーチ・アンド・デストロイだ。