上海：喋り通し
朝からずっと仕様説明。 説明相手である中国人は、日本語の能力は日本人の英語と同じぐらいか。
- 読むのは大丈夫。
- 書くのはちょっと不安。
- 聞き取りは怪しい。
- 話すのは厳しい。
そんな感じ。 技術的な知識は、少なくとも今回の作業範囲に対しては、特に問題無さそうだった。
問題は、全く違うところに二つ。 一つは、アグネス・チャンに似た通訳の体調。 どうも風邪を引いたようで、通訳の途中にゴホゴホやっている。 大丈夫かな。 まあ、そのせいで話が通じないってことは無いだろうけど。 もう一つは、俺の体調。 どうも腹の調子が悪い。 こっちに来て生水を飲んだ記憶は無いのだが。
夕方5時過ぎまで説明した後、直近のスケジュールを決めて終了。 結局、俺の体調は回復しないまま。 夜は中国人と食事会の予定だったのだが、俺は断って一人ホテルへ戻ることにした。
ホテルの窓から見下ろす、朝の上海。 見通し悪く霞むのは、雨か、黄砂か、排ガスか。
明日は帰国。