2008 02 13

フルタチる

久しぶりに見た報道ステーションは、成人とする年齢を18歳にすることの是非について。 その中で、古館君が、 「大人として行動できない、子供のような大人」 を指して 「アダルトチルドレン」 と言っていた。 まあ、間違ってるよな。

こうした用語の間違いについては、放送局は普通、直ちに謝罪する。 でも、俺としては、沖縄の集会の人数を水増し発表したときのように、古館君の開き直りを期待するのだ。

「大人として行動できない子供のような大人をアダルトチルドレンと呼んで、一体何が悪いのでしょうか?」

これはもう芸ではない。 古館君の義務なのだ。 そんな思いで番組を最後まで見たのだが、結局このことには触れないままだった。 ちょっと残念。

しかしまあ、一時期は何でも 「アダルトチルドレン」 なんて言われたりしたせいで、それなりに浸透していると思っていたこの言葉だが、実際の認知度はそれほどでもないのかもしれないな。 何の知識も無い状態でこの言葉を見たら、古館君のように思ってしまうのも無理は無いかもしれない。

…無いか?

いろいろ考えるうちに、古館君の解釈はやっぱり間違ってる気がしてきた。

「子供っぽい大人」 なら 「childish adult」 だろう。 「アダルトチルドレン」 だったら、この逆に 「大人っぽい子供」 と解釈する方が自然じゃないか。 成人病に苦しむ子供みたいなさ。

あと、似たような構成の言葉を脳内検索すると、まっ先にヒットするのがアダルトビデオ…って、そんな自分もどうかと思うが、そこは目を瞑って、アダルトビデオ。 成人向けのビデオ。 これから類推するなら、アダルトチルドレンは 「成人向けの子供たち」 ってことになる。 タイ辺りで問題になっていた、小児性愛者向けの児童売春婦みたいな。

ま、何が正解でもいいんだけど。 そう言えば、児童ポルノ禁止法(だっけ?)ってどうなったんだろう。