家から南平駅に行く道沿いには、ちょっとした花壇や小さな畑があって、季節の花が咲いている。 花の手入れは、60を少し過ぎたぐらいの小柄な爺さんがしている。 今日もその爺さんがいた。 今日は虫取り網を持って、真剣な顔で蝶を狙っていた。 爺さん、ちょうど俺が横を通りかかったところで、紋白蝶を一匹捕まえた。 で、どうするのかと思ったら、指でぎゅっとひねり潰して捨ててしまった。 何となくほほ笑ましいような気持ちで見ていたから、その行動に吃驚したのだが、考えてみればあれは芋虫除け、爺さんにとっては当然の害虫駆除なんだよな。
文庫本サイズの絵本。 擬人化された白熊やペンギンなどの動物(ちょっとだけ人も)が織り成す日常の一コマみたいな、超短編集。 擬人化された動物と言うと、何だかディズニー映画みたいだが、あんな気持ち悪さは無い。 むしろコジコジに近い感じ。 って、ディズニーのキャラクターを気持ち悪いと思っているのは俺だけかもしれないのか。 コジコジも妙に毒のある絵柄だったりするし。 まあそれはそれとして、この本に出てくる猫のように暮らしたいな。
そのうち渡す機会もあるだろうと思って買った誕生日のプレゼント。 急な雨に濡れて、ラッピングがグズグズになってしまった。 これ、どうしようかな。