父を歯医者に連れて行くのだが、仕事の後でも行けるような時間は既に予約済みで空き無し。 もちろん土曜日も。 できるだけ早くだと今日の11:30ということで、今日は休暇をとって歯医者へ。
父はほとんど入れ歯で、その入れ歯をわずかに残った歯で支えているのだが、その残り僅かな歯もかなり駄目になっている。 歯医者には 「結局は抜いて総入れ歯にするしかないですが、自分の歯が使える間は残しておきましょう」 と言われていたのだが、それも今日まで。 外から見ても入れ歯が浮いているのがわかるようでは、もう諦めるしかないだろう。
歯医者に行った後は1時間ぐらいは食べられないだろうから、昼食は結構遅い時間になるだろう。 だから朝も遅い時間にしようと考えて、さてそろそろ準備するかと台所に立った9:30頃に電話がかかってきた。
世論調査だった。
そんなシンプルな質問が、録音か合成音声かもはっきりしない声で淡々と投げかけられる。 そして 「支持する場合は1を、支持しない場合は2を押してください」 などと、回答の選択肢とこれに対応する番号の案内が続く。 選択肢がいっぱいあると、覚えておくのが大変だったりする。 都知事候補には10人以上が立候補していたはずだが、番号をどう割り当てるんだろうと思いながら聞いていたら、泡沫扱いの候補は 「その他」 で一括りにされていた。 まあ、そうなるか。
しかしなぁ。 平日のこんな時間に電話に出てくれるのは、主婦か老人ばかりだろう。 心構えの無いままに電話を取ったそんな人たちが、まともに回答できるのだろうか。 あたふたしてボタンを押しそびれるか、よく判らないまま最初に聞いた選択肢を押すんじゃないかと思う。 元から電話調査の結果には疑問だったが、自分で受けてみてますますその思いが強くなった。
そして歯医者。
抜歯はあっさり終わったが、入れ歯ができるまで1ヶ月ぐらいかかるらしい。 それまでは、これまで使っていた部分入れ歯を使ってくれと言う。 留める歯がないのに大丈夫なのかと訊いてみたら、入れ歯の上顎への接着面が大きいので、入れ歯安定剤を使えば何とかなるだろうとのこと。 ほとんど入れ歯だったことが、こんな形でプラスになるとはね。 世の中判らないものだな。
帰りに薬局に寄って事情を話したところ、接着力で選ぶならこれでしょうとポリグリップを勧められた。
自動車やバイクのナンバーは 「支局名 分類番号 かな 連番」 という構成になっている。
この分類番号は、現状は数字のみ最大3桁となっているのだが、下2桁にアルファベットも使えるようにするのだそうだ。 好きなナンバー(連番)を交付できるようにしたら、人気の番号が集中して空きが無くなったというのが、その理由。 そりゃそうなるよな。
社名と語呂合わせとか、好きなナンバーを選びたい気持ちも判らないでもないが、そんなのに一々応えていたら切りが無いだろう。 それに、好きな番号を交付してたらもう連番じゃ無いじゃないか。 と、割と否定的な俺だが、やるなら何か条件をつけてやればいいとも思う。
例えば、環境への意識付けで、燃費や排ガスで一定の基準をクリアしている場合のみ好きなナンバーを選べるとか。 更に、好きな番号がもう使われていた場合でも、その車両と評価値を比較して勝っていれば番号を奪えるとか。
頻繁にナンバーが変わるのは、防犯的にはマイナスっぽいけど、マイナンバーと対応付けておくとかすればいいんじゃないのかね(ナゲヤリ)。