都庁の一角にあるオブジェの台座。 びっしり落書きされているのだが、それが逆に程よいアート感だったりする。 勿論、落書きを肯定するものではないが。
そういえば、朝日新聞記者が珊瑚にした落書きは、今はどうなっているんだろうか。 新しい珊瑚で埋まって、もう消えてしまったのかな。
「騒色」 という言葉。 誰が言ったのかは忘れてしまったが、都市環境について、色彩という観点からの見直しを提言する中で使われていた言葉だったと思う。 「赤や黄といった人に警告を与えるために使う色は、濫用されると、注意を払うべき対象として認識しなってしまう。 だからできるだけ使用は控えましょう」 と、確かそんな主張。
その人がこの亀を見ると、ちょっと負けた気分になるかもしれないな。 ちなみにここは作業服を売る店。
都庁のすぐ近くなのにこの寂れ具合。 いや、都庁のすぐ近くだからこそ、なのかもしれないな。