琵琶湖でピラニアが見つかったそうだ。 これが、誰かが放したものがその直後に見つかったのか、それとも定着して成長したものなのかが、ちょっと気になるところ。 熱帯の魚が琵琶湖で冬を越せるとは思わないが、昆虫は結構適応していたりするからね。 けどまあ、やっぱり誰かが放したんだろうな。 自宅で飼えなくなったから、とか。
こういった外来種を自分の家で飼えなくなって、引き取り手もいなかった時、すべき事とできる事って、あまり一致しないんだろうな。 すべきは、きっと処分。 つまりは殺すことなんだけど、自分の手で殺すってのは、やっぱり気が引ける。 確実に殺されると判っているところに送り込むのも、同じく気が咎める。 で、なんだかんだと言い訳をしながら、逃がしてしまうのだろう。 だから、例えばピラニアなら、一匹なら繁殖しないので生態系に与える影響も少ないし、泳ぐ人も居ないようなところなら人に噛み付くことも無いだろうし、広いから見つかることも無いだろうし、それなりに餌もあるからすぐに死んだりしないだろうし、なんて言い訳しながら琵琶湖に放してしまうのが、できること。
ま、件のピラニアがどうなのかは俺には判らないけど、もし実際にそんなことだったのなら、その態度を弱さだと責めることに躊躇わないけどね。