高尾山に行ってきた。 猿園の辺りに南野陽子がいた。 何かの撮影なのか、ハンディカメラを持ったスタッフらしい小太りと二人で歩いていた。 テレビで見るより、かなり細かった。 テレビは実際より太く見えるってのは本当なんだな。 って、このところテレビで南野陽子を見ないんだけど。 俺の前を歩いていた小太りの女二人連れが、自分もあんなに細くなりたいと言っていた。 団子を食べながら。
薬王院の辺りは、いつもの休日通りの賑わい。 無駄に人が多い。 その賑やかな一角に、いかにも臨時といった風情の店が出てた。 売っているのは、饅頭とかソフトクリームとか。 ソフトクリームを、およそ言葉のイメージに不似合いなおっさん達も手にしていたのは、子供にせがまれたついでか店員の女の子が可愛かったからか。 うん、店員の女の子は可愛かったな。 「お一ついかがですか?」 と、にっこり笑う姿は、おっさんころりだ。 しかし、笑顔に殺られそうになっているところで 「うわ、でも凄い貧乳」 と立ち直るってどうなんだろう。 いや、そもそもこれが 「立ち直った」 と言えるのか。 立ち直りかけたのが逆にまた転んだのかもしれないって気もするな。
店先にぶら下がっていた金魚。