1998 11 13

小銭は嫌い

どうやら本格的に風邪を引いたようで、今日は会社休み。 病気の時に一人だと、どうも弱気になっていけないよ。 病は気からって言うし、心身共にケアしてくれる日雇い美人看護婦なんてのは、どこかにないもんかね。

ふるさとクーポン。 どうして公共機関系のネーミングは、こうも情け無いものばかり何だろうか。

少子化&高齢化対策ってのは、基本的に制度の問題だ。 この先ずーっと、例えば半期に一度とかで、子供と老人に2万円配るというなら話は別だけど、一回切り配ったところで、何の解決にもならないよ。 ま、配る方も、そんなものの対策とは思ってないだろうけどね。 無理矢理付けた理由だし。 消費税率のアップがよくないことで、そこで取りすぎた分を商品券という形で返そうってのが、もともとも公明党の発想だったはず。 だから、たくさん払った人にはたくさん、ちょっとしか払ってない人にはちょっと、というふうに返すのが本来のあり方だろう。 公明党原案の一律3万円ってのも、おかしな話なんだよね。 もっとも、公明党としても 「貧乏人にはあげない」 とは言えないんだろうけどさ。

何百億もかけてクーポン券作るぐらいなら、この際だからもうどーんと変えちゃえばいいのだな。

現金をやめて、全部カードにする。

スマートカードっていうんだっけ? 支払いに使えて、かつIDカードにもなるやつ。 買い物に限らず、あらゆる場面で、このカードで支払いするんだけど、そのとき消費税も自動で支払われるようにする。 ポイントは、個人認証と支払いを兼ねるってこと。 その人の収入に応じた消費税率で、支払いが行われるようにするのだ。 累進消費税 である。 100円のガムを、俺が買うと105円だが、慰謝料5億のマリアンが買うと1100円とかね。

現金なら手間がかかってとても出来ないだろうけど、カード、それもIDカードを兼ねたものなら簡単に出来るはず。 これで、現行の間接税にある逆進性という問題も解消される。 収支を記憶することで、確定申告もカード1枚で済む。 サラリーマンには確定申告なんて関係ないけどね。 何より小銭を持たなくて済むのがとっても便利。

問題は、コンピューター&ネットワーク依存社会の抱える問題にほとんど同じ。

どお?