1999 12 13

煙草税

この際だから、カードにするのはどうだろう。

20禁カード

成人式を迎えると、自治体が20禁カードを配る。 このカード、20歳以上でないと許されないことに対して使用する。 というか、20禁の買い物は、このカードでしかできないようにする。 酒や煙草は、自販機にしてもコンビニにしても、現金では一切売らない。 20禁カードでのみ買うことができるものとする。

それで、煙草。

煙草を累進課税にする

喫煙は本人だけじゃなくて周囲にも害を及ぼしているってのは、喫煙者自身も認めるところだろう。 が、 「ちょっとぐらいは」 とも思っていることだろう。 そこで、煙草を吸った量に応じて税率を決めるのだ。 ちょっとしか吸ってない人からは、ちょっとしか取らないが、大量に吸った人からは、大量に取る。 ここで得た税金は、福祉や環境整備に使うという名目で。

例えば、毎月精算するとして、その月に既に吸った本数の10%の数字を、1本あたりの税金とする。 今月、まだ10本しか吸ってなければ、1円/本。 100本吸っていれば、10円/本。 なんて感じでね。

20禁カードに20禁買い物履歴を記憶させておき、カードリーダーで自動計算するようにすれば、簡単に実現できるぞ。 本人しか使えないようにしておけば、未成年の酒や煙草をかなり抑えることができる(かもしれない)ぞ。 カードとカードリーダーを作らなきゃいけないってことで、景気の刺激になる(かもしれない)ぞ。 「最高税率を引き上げますが、初期税率を引き下げます。 吸う本数が少ない人にとっては結果的に減税です」 なんて聞こえのいいごまかしを言って、実質増税なんてのが簡単にできるぞ。 それにほら、カード絡みの利権もあるぞ。 どう?