バス停で、ふと見上げた空。
何かが心配だと案じてみせるのは、大抵の場合、自分だったらそういったことをするからなんだよな。 機密保護についても、その辺りの構造は同じだろう。 国民の知る権利が危ないなんて報じられてるけど、それは報道したいことだけを報道して都合の悪いことは黙っている連中が見るからなのだ。
国民の知る権利を本当に保証するためには、 マスコミが取材で得た情報は全て一定期間後に公開すること といった縛りが必要だろう。 結果だけではなく過程もか。 どんな事をどんな風に取材してどう報じたか。 或は報じなかったか。 この開示を保証しない限り、知る権利は国民ではなくて報道屋が独占するだけだ。 しかも主な目的が商売のため。
ところで、秘密の隠し方によって隠す人のセンスが晒されてしまうってのには、哲学的な何かを感じないこともなかったりするな。 例えばこれ。
- 使用ミサイル
- シースパローミサイル RIM-7M
- 最大射距離
- よく飛ぶ(特定防衛秘密)
- 連続発射弾数
- いっぱい(特定防衛秘密)
- 命中率
- よく当る(特定防衛秘密)
自衛隊のイベントで展示されていてものらしい。 自衛隊は、いったいどこに行こうとしているのか。