2005 04 14

ご主人様になりたいか

コスプレ居酒屋とコスプレ喫茶店に連れて行ってもらった。

仕事の後、秋葉原駅で待ち合わせて、まずはコスプレ居酒屋へ。 LittleBSD というその店は、店員さんはみんな小悪魔という設定らしいのだが、小悪魔という言葉から想像するのとはちょっと違う感じの人ばかりだったな。 主に体型が。 彼女らがここで働くのは、コスプレが好きだからか、時給に釣られてなのか。 そんなことを話していたとき、ちょうどやってきた店員に 「時給、良いんですか?」 と、連れがストレートな質問を。 「ええ、実はかなり」 と笑顔で答える店員が、その場で握ったおにぎりはハート型。 なるほどこんな握り方もあるのかと、ちょっと感心してしまった。 今度俺も作ってみよう。

入ったときには割と空いていた店が、帰る頃には満席になっていて、けっこう繁盛しているみたい。 料理は、まあ普通に美味かった。 コスプレは、俺にはあまり訴えるものは無かったな。 恥ずかしながら、元ネタが判ったものが一つあったけど。 見た範囲の店員の女の子は、大雑把と言うか、危なっかしいと言うか、ちょっと繊細さには欠ける感じ。 シェーカーを振り回す肘が隣の客にぶつかりそうになってたり。 そういったどじっ子ぶりも演出なんだろうか。

コスプレ店員にエレベーターのドアが閉まるまで深々と頭を下げてお見送りされて、その足で今度はコスプレ喫茶店へ。 Cafe Mai:lish という店は、全員がメイドさん。 喫茶店ということもあるのだろうが、お勧めメニューの説明をするときの抑えたトーンが、さっきまで喧騒の中にいた耳には優しい。 で、メイド服だが、これがいろいろあるんだね。 黒のロングスカートに白いエプロンといったクラシックなものから、露出控えめのビキニといったものまで。 後者はけっこう可愛い子だったのでインパクトもより一層。 もっとじっくり見たかったのだが、俺が座っていたのは壁に向かう席。 残念。

店内あらゆるところに 「これが私のご主人様」 のポスターやチラシがあった。 漫画雑誌で連載されていたのが、深夜にテレビでも放送されることになったらしい。 タイアップでもしてるんだろうか。 コーヒーを飲みながら、見るともなく見ていたチラシのキャラクター紹介。 目に留まったのは、 「料理は苦手だけど巨乳」 というフレーズ。 どうやら俺の壷を突いてくれたようで、帰りの電車でずっとリフレイン。 料理は苦手だけど巨乳…料理は苦手だけど巨乳…料理は苦手だけど巨乳…

そんな一日。