虫の季節
啓蟄を遠に過ぎて、道を歩けば普通に虫を見かける今日この頃。 川土手を散歩する時も、視線がつい下に行ってしまう。

姫裏波蛇目(ヒメウラナミジャノメ)
目の模様は、天敵である鳥を驚かせたり威嚇したりするためだとされている。 こいつが叢の中にいるのを見たら蛇と間違えそうではあるが、目が多過ぎる気もする。 大きさが違う目は、蛇が複数いるように見せるための遠近法表現だろうか。

大黒櫛米搗(オオクロクシコメツキ)
ひっくり返った時に跳ね上がる姿が、米を搗くのに似ているから米搗虫。 しかし今の時代、米を搗く様子なんて見たことない人の方が多いだろう。 名前をつけられた当時は、知らない人の方が圧倒的に少なかったと思うが。
説明不要の判り易い名前だったはずが、文化の変化で、説明されても何だか判らない名前に。 難しいものだな、名前をつけるのも。

七星天道(ナナホシテントウ)
生涯肉食。 幼虫も成虫も、食うのはひたすらアブラムシ。

花潜(ハナムグリ)
その名の通り、よく花に顔を突っ込んでいる。 なので当然だが、花粉で汚れたりする。 最初から花粉に汚れたような模様がついているのは、花粉で汚れることを気にしないためだろうか。
そういえば俺も、何か買うのに、汚れが目立たないような色で選んだことがあったような…。 俺の発想、黄金虫レベルだったのか。

天鵞絨黄金(ビロードコガネ)?
とても高価な感じの名前だが、やる気ほぼ無しの佇まい。 何か嫌なことでもあったのだろうか。 まあ、生きてりゃ色々あるよな。