2016 07 14

これだから

敗戦のコメント。 JIJI.com から。

民進党の岡田克也代表は14日の記者会見で、先の参院選で掲げた「改憲勢力による3分の2阻止」を達成できなかったことについて、「これはスローガンだ。何が3分の2かは、いろいろな考え方があるが、私はあえて言わなかった」と述べた。 自らの責任問題は生じないとの見解を示した発言だ。

10日の参院選の結果は、改憲賛成派が3分の2を少し超えた状態。 10年ぐらい前の俺なら、与党とこれに連立可能な政党で3分の2を超えるのは拙いと思っただろう。 でもここ10年ぐらいの民主党の為体を見ると、彼ら彼女らが3分の1でもまだ多過ぎな気がするな。

選挙前の政治家の掛け声を本気にしている人なんていないだろう。 言う方にも、聞く方にも。 政治家ってのは、それでも 「あれは本気で言ってました」 と言わなきゃいけない商売だと思っていたのだが。

達成に対して責任を持つのが公約で、責任が無いのがスローガン。 どれが公約でどれがスローガンかは、訊かれなかったので言わなかった。 スローガンを勝手に公約と勘違いしたのは、勘違いした方の問題。 スローガンに責任を求められても困る。

そんな感じなのかな。

せっかくこんな答えを得たのだから、マスコミ側も次の選挙からは一々訊いてあげれば良いのに。 何か発言する度に 「それはマニフェストですか? それともスローガンですか?」 と、半笑いで。