オールナイトニッポンは収録なんだそうだ。 「35過ぎると羊水が腐ってくる」 という 倖田の発言 はもちろんだが、それをそのまま流してしまったスタッフにも非があるだろう。 と思ったら、こっちはとっくに処分されているらしい。 その処分が具体的にどんなものなのかは知らないが。 ところで、彼女の発言が仮に 「35過ぎると精子が腐ってくる」 だったら、こんなに問題になっただろうか?
マンション購入の年ってことで、今日は休暇を取って確定申告に行ってきた。
本来の受付は来週からなのだが、早い分には受け付けてくれる。 らしい。 念のため、日野の税務署に確認したのが、今週の初め。
「申告の受付は来週からになってますよね?」
「はい、そうです」
「ちょっと早いけど、金曜日でも出来ますか?」
「できますよ。 例年、1週間ぐらい前から、結構混んできますね」
「あ、そうなんですか。 金曜日だと、どのくらい待つことになります?」
「そうですねぇ…皆さんの申告の内容にも寄るのですが、1時間ぐらいでしょうか」
で、今週は暇を見つけて、書類を揃えたり、申告書を作ったり。 申告書は、国税庁のサイトの確定申告書作成コーナーで作成。 専門用語が容赦無く出てくるんだろうと想像していたが、思ったよりも簡単だった。
ちょっと困ったのは、不動産取得価格の内訳で、土地と建物とを分けなきゃいけないこと。 内訳なんて、取引の中で一度も出てないし、手元の書類にも記載が無い。
「内訳は無いんですよ。 マンションの場合は、普通、全部建物にしてしまうんです」
不動産屋に確認してみた答えに従って、金額の全てを建物側に記入し、土地は0にする。 と、これがエラーではじかれる。 なので今度は国税庁へ。
「おかしいですねぇ… 前の画面で、この項目を選択しましたか?」
「はい。 それを選ばないと、この画面に来ないですよね?」
「そうだと思うんですけど…」
「じゃあ、念のため、もう一度最初からやってみますよ」
「はい。 それでお願いします」
「それで駄目だったらどうしましょうか?」
「そうですねぇ…」
「とりあえず、金額が入っていればいいんですよね? 1円とか入れとけばいいですか?」
「その場合は、路線価から計算して、土地の代金を入れてください」
「路線価? それってすぐに判るものなんですか?」
「はい。 各土地の路線価が公開されているので、すぐに判ると思います」
「じゃあ、駄目だったらそれでやってみます」
最初からやり直してみて、やっぱり駄目。 バグなんだろう。 開発したときの試験が甘いからこんなことになるのだ。 でも、毎年税制が変わる中で、システムのメンテナンスも大変だよなぁ… なんて、顔も知らない同業者に怒ったり同情したりしつつ、路線価を調べて土地代金を算出。 これを記入して書類の作成も完了。
そして、いよいよ申告に税務署へ。
「税務署に行くんか。 じゃあ、散歩もかねてわしも行く。 どうせ来月に行くことになるけぇの」
「1時間ぐらい待つことになるらしいよ?」
「ええよ、暇じゃけぇ」
ということで、父と一緒に散歩をかねて税務署へ。 しかし、1時間ぐらいかかると言われた申告は、5分もかからずに終了したのだった。