2003 08 15

教育

時期が時期だけに、メディアでは戦争関係の話が多い。 とは言っても、ここ最近触れたマスコミってのは、妹の家で朝に聞くラジオだけなんだけど。 で、そのラジオで、アナウンサーが、戦争体験の投稿を読んでいた。

友達と一緒に疎開していた田舎でのこと。 小学校の授業で、野外活動に出た帰り。 米軍の戦闘機の機銃掃射をうけ、自分は助かったが友達が死んだ。 その日は、その友達の誕生日だった。

という話。 読んだ後、 「こんな悲しい思いを二度と繰り返さないためにも」 なんて定番のコメントをしていて、それはそれでいいのだが、ことこの体験に関しては、もっと突っ込んで発言してほしかった。 これは戦争犯罪だ と。 民間人を無差別に殺すのは、戦争においても犯罪なのだ。 こーゆーのを、戦争の反省で終わらせちゃ駄目だろう。

そうそう、戦争犯罪といえば原爆だが、広島の平和記念公園に吊るしてあった折鶴を、関西のどっかの大学の学生が燃やしたんだとか。 わざわざそんなものに火をつけるのも馬鹿だが、そもそも折鶴ってのが馬鹿馬鹿しいと思う。 これを機会に、折鶴なんてやめてしまえばどうか。 「祈りを込めて折る」 なんて言うが、同じ時間を使うなら、神頼みよりももっとましなことに使えといいたい。 あ、いや、別に気持ちはこもって無くて実は授業で無理やり折らされたのだったとしても、せっかく折ったものを面白半分に燃やされるってのは、いい勉強にはなるか。 ところであの折鶴って、雨の日はどうなってるんだろう。 確か、ちょいと屋根があるだけのほとんど野晒しだったと思うのだが、雨で駄目になるのは問題ないのかな。