近所の小学生の作品展示らしい。 一人一人がどーゆーつもりで作ったのかは判らないが、こうして寄せ集めると、なんだか無常を感じるな。 廃墟に一人立ったときの、あの感じ。
手前の金色の奴が一つだけだと、これが人形だとは思わないかもしれない。 幾つか集めた中に人を思わせるだけの細かい装飾のものがあって、まずそれに注目し、それから、他のも人形だと判断するのだ。 そして、一度これを人形だと認識すると、今度は似たような形がみんな人形に思えてしまうのだ。 今や、工事現場の三角コーンも人柱。 鮮血で赤く染まった人柱。(五七五)