黄昏時

夕焼け

夕焼けを見てふと思ったのは、飛べない鳥について。

遠い昔、獣脚類と呼ばれる二足歩行の恐竜の一種が、前足を翼に変化させて鳥になったとされている。 これが飛ばなくなると、翼はただ退化して無くなるだけなんだよな。 かつての前足に戻るのではなくて。

鳥になる過程で嘴と足の器用さも上昇したので、前足を飛行に特化させても生活に問題無かった。 だから飛ばなくてもいいところで飛ばなくなると、単に翼が不要になるだけ。 嘴と足がそのままなら不便は無い。 そもそもが獣脚類だから大して前足を使ってなかったし、戻す意味も無い。

なんて、理屈で考えると、ダチョウやヤンバルクイナの姿が正しいように思えるのだが、感情的にはなんかちょっと納得いかない。 高望みの末に得たものを捨てたことへの罰のように思えてしまう。 罪と罰。

いやまあ、だからどうってことも無いんだけどさ。