2011 08 16

水難救助(ナイアガラ)

産經新聞にこんな記事が。

米国とカナダの国境にある世界有数の巨大滝のナイアガラに14日夜(日本時間15日午前)、日本人の女子学生(19)が転落、行方不明になっていることが分かった。 カナダ警察が15日、明らかにした。 警察当局者は共同通信に「現在、捜索中だ」と述べた。

在トロント日本総領事館関係者や警察によると、女子学生は14日夜、友人とナイアガラの滝のカナダ側を観光中、記念写真を撮ってもらうため柵に座ったところ、誤って落ちたとみられる。

地元メディアによると、転落の瞬間が警備カメラで録画されていた。 警察は事件性はなく事故とみており、女子学生を捜索している。

警察は、女子学生の氏名など詳細については、家族に通知するまで公表しないとしている。 (共同)

日本時間の今日現在、彼女の生死は不明。 見つからないってことは、たぶん滝から落ちてるってことで、滝から落ちたのなら、ちょっと助かりそうに無いよな。 助かるどころか、人の型を留めているのかどうかというレベルじゃないかって気がする。

別の記事によると、彼女は柵の内側から座ったのではなくて、柵を乗り越えて外側向きに座ったらしい。 写真を撮ってくれる人は当然柵の内側だろうから、外向きに座ると写真を撮り難いんじゃないかと思うのだが、ここは違うのだろうか。 それとも、旅行にありがちな写真にならないように、何かしらの演出を考えていたのだろうか。 まあ、なんでもいいか。 とにかくそこで写真を撮って、戻ろうとして転落したとのこと。

戻ろうとして転落ってのは、瀑布由来の霧みたいなものでジーンズが湿ってしまったからかな。 柵をまたいで戻ろうとした時、湿った布が纏わり付いたために思った程脚が上がってなくて、それで柵に引っかかってしまった、と。

それにしてもこのニュース、関係者には悪いが、全然可哀想に思えないんだよな。 遠い地で起きた他人事ってのもあるんだろうけど、内容が、ねえ。 葬式で、 「享年19歳、ナイアガラの滝を落ちて…」 なんて言うんだろうか。

まあ、それでも、テクノブレイクよりは遥かにマシなんだけど。