宗教画の背景のような夕焼け。
望遠で一部だけ切り取った夕焼け。 同じ空とは思えない。
子供の頃、夕焼けを見て、沈む陽を追いかけて西に向かって飛んでる自分を空想したりしてた。 鳥になったり、飛行機に乗ったり、反重力だったり、飛ぶ手段は気分次第でいろいろだが、とにかく飛んでいくのだ。
そんなたわいない空想でも、自分の成長に伴って変にリアリティーが出てくるんだよな。 高度を上げ過ぎると寒い上に酸素が薄くて苦しいとか、実際に夕陽に追いつくには500km/hぐらい必要で、生身のままそんな速度で飛ぶと体温が奪われてやばいとか。 うん、まあ、大人になってもまだそんな空想をしてるってことなんだけどさ。
いつだったか、夕陽を見ながらいつものように空想の中で空を飛んでて、ふと振り返ってみたら真っ暗だったのは衝撃的だったな。 夕暮れ時に見え始める星や街の明かりが無いとかじゃなくて、もう本当に何もない真っ暗。 自分の空想の中のことなのに、思わず声が出そうなぐらい驚いた。 マトリックスのバグを見つけたかと思ったよ。
マトリックスとはたぶん何の関係も無いのだが、ネットで何か見ている時に楽天の広告が表示されることがある。 楽天で商売しているネットショップの広告かもしれないが。
この広告、過去の検索や購買を元にしたお勧めが表示されているのだと思うが、そこにたまに女性物の下着や水着が表示されている時があるんだよな。 ネットで買うのは主に電化製品で服はまず買わないし、だからわざわざ服を検索してみることも無いのに、なぜ衣類なのか。 しかも女性物って…。
最初に見た時は本当に疑問だったのだが、最近ではあれは釣りだろうと考えている。 女性物の下着や水着は餌なのだ。 これらをモデルが着用している画像で、さらに食いつきが良くなるのだろう。 正直、うっかり釣られそうになることがある。 もちろん釣られそうになるだけで、実際に釣られはしないけど。
と思っていたのだが、さっき、ちょっと違う方向で釣られてしまった。
星条旗ビキニ。
上は右が星で左がボーダーだった。 それはいい。 外人なのに盛り上がり控えめなのも目を瞑ろう。 だが下が星は駄目だろう。 そこは星じゃなくてボーダーだろう。 下も星だと星条旗じゃなくなってないか?
気になって、しかし楽天で検索するのは負けた気がするので Google で 「星条旗 水着」 で検画像検索してみたのだが、結構いろんな種類があるんだね。 ワンピースで左右半々に星と縞とか、セパレートタイプの下が星かと思ったら後ろ側は縞模様とか。
ついでに 「国旗 水着」 で検索してみたら、アメリカとイギリスとオーストラリアでほとんどを占めていて、ちょっと笑ってしまった。 アングロサクソンって…。
他にはブラジルが、国旗がそのまま水着で、分かりやすさで目立っていた。 日の丸はだいたいの場面でうまく収まる印象だったのだが、水着は向いてないかもしれない。 使うなら旭日旗かな。 あと、カナダも厳しいな。 あの楓は、うっかり水着のセンターに持ってくるとアダムの葉っぱみたいになるし。
そうそう、右か左かで思い出したが、蓮舫さん。
戸籍謄本の一部を開示したのだそうだ。 で 「見せろと圧力をかけることは差別で、差別に反対するためにも、今度のことを前例としたくない」 なんてことを言っだんだそうだ。
とにかく負けたくない人のようで、だからきっと何か無理矢理な理屈をつけて被害者ぶったり正義の戦士になったりするだろうと思っていたが、割と予想通りだったな。 問われているのは、立法府の人間が法に反する状態にいるのではないかという疑惑で、差別とは何の関係もないんだけどね。 しかもそれが、疑惑を持たれたら疑われた側が潔白を証明すべきと主張していた当人なのだから、自ら積極的に決定的な証拠を開示すると期待するのは当然のこと。 もっと言うと、この手の問題に対してだけ疑惑の解明を求めることを差別というなら、それは外国人優遇、日本人差別ってことになるのだが、その辺どうよ。
まあ、過去の自分との整合性を考えるような人は、政治家や芸能人なんてやってられないんだろうけどさ。