2010 01 19

ファッションとは忍耐だとか

asahi.comの記事から一つ。

永住外国人に地方選挙で投票する権利を与えることに賛成する人が60%にのぼることが、16、17日に朝日新聞が実施した全国世論調査(電話)の結果わかった。 「反対」 との意見は29%だった。

賛成が多いのにびっくりだが、気になったのはそこじゃなくて、調査方法について。 この記事、

  1. 調査方法の記載無し。
  2. 調査方法追記。 対象は名護市内の有権者。
  3. 調査対象を全国の有権者に変更。

と、調査方法について二回修正されている。 まあ、普通に考えると 「名護市」 が誤記なんだろうけど、これまでの記事書き換えを見ると、全国ってのが本当に全国なのか、素直には信じられないんだよな。 都合良く地域をピックアップしてそうで。

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マタニティーマークを付けている人を、今日、初めて見た。 「おなかに赤ちゃんがいます」 ってやつ。 電車の中で、俺の目の前に立った人が、バッグにぶら下げていたのだ。

座っていた俺は、特別に温情を垂れて席を譲ってやろうかと思いながら顔を上げて、その人が俺と同じく次の駅で降りる同じ職場の人だと判り、 「だったらいいか」 と席を譲るのを止めた。 で、ちょっと覗き込むようにそのマークを見ていたら、俺の隣に座っていたサラリーマン風もマークに気付いたようで、 「どうぞ」 と席を立った。 彼女は、もうすぐ停車駅だったからか、座るのを断ってそのまま立っていた。 席を譲った男は、また座り直すでもなく、そのままドアの近くへ移動。 やはり次の駅で降りるようだった。

さて、ちょっと気になったのは、マタニティーマークの彼女がハイヒールを履いていたこと。 結構な高さの、ピンとまではいかないけどかなり細いヒール。 電車が揺れたら簡単に転びそうな。 電車に乗っている時間は短いとはいえ、通勤時間帯のそれなりに込む電車に乗るのだ。 どうして彼女は、そんな不安定な靴を履くんだろうか。 席を譲って欲しいというアピールをしてるぐらいだから、立ってるのも辛いんじゃないかと思うのだが、それでもハイヒール。 マークを付けていれば絶対譲ってもらえると思ってるのか、安全よりもファッション優先なのか。 ファッション優先なんだろうな。

妊婦に限ったことじゃない。 都心の殺人的満員電車にハイヒールで乗ってくる奴って、自分の不安定さ、うっかりよろけた時にそのヒールで人の足を踏む危険について、どう考えてるんだろう。 やっぱり自分のファッションが優先なんだろうか。 自分の安全を犠牲にファッションを貫くのは勝手だが、他人の、特に俺の安全を犠牲にしないでほしいものだな。