寒いと思ったら雪が降っていた。
現職(?)の陳水扁が銃撃されたりして、どうなることかと思った台湾総統選は、陳水扁が再選された。 彼の得票率が50.1%で、対立候補の連戦が49.9%だそうだ。 銃撃されなかったら、結果は逆転していたかもしれない。 しかし銃撃のニュースにはびっくりしたな。 銃撃事件の続報だと、あまり威力の無い銃が使われたようだ。 ひょっとして不利を感じた陣営が仕組んだことかも…ってのは、考え過ぎか。
スペインのテロは、スペイン史上最悪らしいのだが、あまりびっくりしなかった。 携帯電話の悲鳴なんかが放送されても、まるで映画を見ているような感覚で。 そう言えば、貿易センタービルに飛行機が突っ込んでるのを見たときも、そんな感覚だった。 この反応の薄さは、これらの事件が、自分が想像できるキャパシティを超えているからだろうか。 ニュースを見ながら思うのは、 「『エタの犯行』ってのは、テレビでしゃべる人には抵抗のある台詞だろうな」 とか、 「『無差別テロ』ってのは、逆に言えば『平等テロ』だな」 とか、事件とは直接関係の無いどうでもいいことばかり。
オリンピック関係では、サッカーの日本代表が予選を突破した。
「今日はUAE戦ですよ」
「あ、そうか。 じゃあ早く帰らないと。 勝てば確定、引き分けだと結果待ちだっけ?」
「そうですね。 実際は同時に試合が始まるから、そっちの試合も気にしながらですね」
「そっか。 しかし、オリンピックの代表の監督は楽だよな」
「なんでですか?」
「だってみんな力が劣ってるってことで了解してるから、勝てなくても批判されないじゃん」
「あ、そう言えば全然監督への批判を聞かないですね」
「これがトルシエだったらもう」
「酷かったですもんね」
「酷いと言えば、谷間の世代ってのも、なあ」
「ははは、実際そうにしても、酷い言い方ですよね」
「小池栄子」
「は?」
「根元はるみ」
「……」
「あとは… めぐみ… だっけ?」
「何の谷間ですか」
「いや、ついね。 しかしイエローキャブってのは、いらない谷間ばっかりだな」
試合前にそんなことを話してたんだが、これまた全くどうでもいいことだな。
窓枠に落ちてきた雪。
この冬、雪らいし雪は何回あったかな。