2004 03 20

名残雪?

寒いと思ったら雪が降っていた。

現職(?)の陳水扁が銃撃されたりして、どうなることかと思った台湾総統選は、陳水扁が再選された。 彼の得票率が50.1%で、対立候補の連戦が49.9%だそうだ。 銃撃されなかったら、結果は逆転していたかもしれない。 しかし銃撃のニュースにはびっくりしたな。 銃撃事件の続報だと、あまり威力の無い銃が使われたようだ。 ひょっとして不利を感じた陣営が仕組んだことかも…ってのは、考え過ぎか。

スペインのテロは、スペイン史上最悪らしいのだが、あまりびっくりしなかった。 携帯電話の悲鳴なんかが放送されても、まるで映画を見ているような感覚で。 そう言えば、貿易センタービルに飛行機が突っ込んでるのを見たときも、そんな感覚だった。 この反応の薄さは、これらの事件が、自分が想像できるキャパシティを超えているからだろうか。 ニュースを見ながら思うのは、 「『エタの犯行』ってのは、テレビでしゃべる人には抵抗のある台詞だろうな」 とか、 「『無差別テロ』ってのは、逆に言えば『平等テロ』だな」 とか、事件とは直接関係の無いどうでもいいことばかり。

オリンピック関係では、サッカーの日本代表が予選を突破した。

「今日はUAE戦ですよ」

「あ、そうか。 じゃあ早く帰らないと。 勝てば確定、引き分けだと結果待ちだっけ?」

「そうですね。 実際は同時に試合が始まるから、そっちの試合も気にしながらですね」

「そっか。 しかし、オリンピックの代表の監督は楽だよな」

「なんでですか?」

「だってみんな力が劣ってるってことで了解してるから、勝てなくても批判されないじゃん」

「あ、そう言えば全然監督への批判を聞かないですね」

「これがトルシエだったらもう」

「酷かったですもんね」

「酷いと言えば、谷間の世代ってのも、なあ」

「ははは、実際そうにしても、酷い言い方ですよね」

「小池栄子」

「は?」

「根元はるみ」

「……」

「あとは… めぐみ… だっけ?」

「何の谷間ですか」

「いや、ついね。 しかしイエローキャブってのは、いらない谷間ばっかりだな」

試合前にそんなことを話してたんだが、これまた全くどうでもいいことだな。

暖冬

窓枠に落ちてきた雪。

この冬、雪らいし雪は何回あったかな。