ただただ怠惰に過ごした夏休みも終わって、今日から仕事。 しかし、休み中に怠け過ぎたせいか、休み前に何をしていたのかさっぱり思い出せない状態。 ほとんど記憶喪失。 夏休み1ヶ月とか、今更のように思うけど、子供時代ってお気楽だったんだな。 もちろん、当時は当時で色々悩みとか苦労とかあったのだが、それって衣食住を親に依存してる甘えた環境でのことだった訳で、今から考えれば随分と小さいものだったんだなと。
いや、悩みや苦労の絶対値(?)ではなく、それを抱える側の能力というか器というか、そういうものとの比率で考えなきゃいけないのか。 苦労が1.5倍で能力が2倍になったとしたら、それは悩みが減ってるってことなんだから。
あれ? 俺の能力は向上してるのか?
まあ、苛められて自殺しちゃうような、深刻なものを抱えている人もいるんだろうが、俺は幸いそんなのは無かったんだよな。 転校が多くて、それで苦労もしたけど、いろいろリセットするいい機会にもなってたと思う。 その分、人間関係は希薄になったけど。 って、それは環境のせいじゃなくて、俺の性格がそうだったってだけのことか。 幼馴染みって響きには憧れるけど、実際にそんなのができる環境にいたとしても、俺はきっとそんな人間関係を作れなかっただろう。
だからって訳でもないんだろうけど、その後就職して、10年単位の昔に1年だけ同級生だった人をネットの中に見つけた時は、 「あぁ、こんなこともあるのか」 と、ちょっと感動したものだ。 これまた今更だけど、なんか、随分と遠くまで来たんだな。
そんなこんなでやる気が出ない仕事をさっさと切り上げて、立川のねぶた祭に行ってみた。 今年が10年目だそうだが、俺が存在を知ったのは3年前。 見るのは今年が初めて。 肝心の山車は、商店街製と聞いてしょぼいものを想像してたのだが、意外に良くできていた。
かっこいい。 もっと大きいと更に良いのだが、この不景気にそこまで望むのは酷か。
顔とか衣装とか、結構細かく作ってある。
よく似た人を見た気がするのだが、誰だったか思い出せない。
蛇の模様が微妙。
山車の後ろ側にあった花魁の絵。 日本画の美人絵ってあんまり良いと思わないのだが、これはなかなか心惹かれるものがある。
後数台の山車が続いてたのだが、雨が降ってきたので撤収。