駅に置いてあったパンフレットに、多摩センターの吉祥院で酔芙蓉が見頃とあったので、行ってみた。
門の横にあった地蔵。 中央に新しいのが、その左右に古いのが並んでいる。
驚いたのは、左右に並ぶ古い地蔵の顔が全て無くなっていること。 全てが。
この状態で置いておくのは、何か理由があるんだろうか。 台座周辺は奇麗だったから、わざわざ残してるんだよな。 誰かに壊されたのを、非難混じりで晒しているとか。 こういうのが有った方が寄付が集まりやすいとか。
信者や檀家にどう見えるのかは知らないが、俺には、中央の新しい地蔵がまるで征服者の神のように見えた。 落とされた首が集まっているところを想像すると、ちょっと怖い。
肝心の芙蓉だが、寺の一角に数本あるだけなんだね。 もっと沢山あるんだと思っていたよ。