空の形
空に浮かぶ雲を見て、何に似ているとか、何の形だとか、まあ色々思うよな。 子供の頃に読んだ本にもそんな話がたくさんあった。 話の中の子供たちが空を見上げて、コッペパンだクリームパンだと言ってたのを覚えている。
ちなみに子供の頃の俺は、空に浮かぶ雲を見て、ガミラスの駆逐艦や変形途中のゲッター2を想像してた。 もっと大きくなってからは、主砲発射準備中のゼントラーディー軍主力艦とか。 まあ、これはこれで分かり易いのだが。
今になって振り返れば、パンは良い選択だよな。 子供はもちろん親の世代にも、更にその上の世代にも通用するのだから。 本を読んで親子の或いは爺婆と孫の会話が広がることもあるだろう。 ガミラスだと、そうはいかない。
「あの雲、何に見える?」
「ガミラスの駆逐型デストロイヤー艦」
「は?」
「ほら、古代魚みたいな形で、後ろ寄りに艦橋もあって」
「…」
たいていの親には辛い時間だよな。 リメイク版が上映されている今なら、親子が逆になって、子供に辛い時間になるのかもしれないが。

金色の雲。 これだけ見ると朝のようだけど、昼の三時頃。

同じ時間の別の方角。

別の方角の空をもう一つ。