日曜日に移動して月曜から大連で作業する人の机の上に、高性能マスクが置いてあった。 SARS対策だろう。 この次期に行きたくないよなぁ…と思っていたら、日本にいる俺のほうが風邪を引いて、月曜の午後からずっと休んでいる。
さいたま市のとある小学校。 出張した先生の代わりに授業に出た校長先生が、騒いでいる生徒の注意を引こうとして 「ドレミの歌」 の替え歌をうたった。
ドは髑髏のド、レは霊柩車のレ、ミは木乃伊のミ、ファは墓場のファ、ソは葬式のソ、ラは…(忘れた)…さあ死にましょう
で、家に帰った子供→親→教育委員会と話が上がって、教委から校長に注意が入ったとのこと。 なんかもう、世の中馬鹿ばっかりだな。 こんなことで教委に問い合わせだか抗議だかする親も馬鹿なら、そんな馬鹿親の言うことをいちいち聞いて校長に注意する教委も馬鹿。 教委の方は、 「アクティブな馬鹿はなるべく刺激しない」 という事勿れ主義の結果なのかもしれないが、馬鹿がのさばる手助けをするのはやっぱり馬鹿だろう。
ところでこの替え歌、俺も子供の頃に歌っていたよ。 俺が歌っていたのは、校長のとはちょっと歌詞が違う。 ドとレとミは同じだけど、 「ファはフランケンシュタインのファ」 で、 「ソはお葬式」 と歌っていた。 ファが無理矢理なのは同じだけど。 ラから先は忘れた。
校長の替え歌をソまでしか覚えられなかったのは、俺の方の替え歌をソまでしか覚えてなかったからだろうか。 それとも、 「ファ」 「ソ」 と違ったことに気をとられて、先を聞き逃したからだろうか。
いや、そんなことはどうでもよくて、俺が気になったのは、この替え歌がどの程度広まったのか、だ。 いかにも子供っぽい発想の歌詞だし、亜流が全国レベルでガキに広まっているんじゃないかと思っていたのだが、そうじゃないのかもしれないな。 「自分も子供の頃に歌った」 とか 「家の子も時々歌いますよ」 なんて話を全然見かけない。 山口県、ひょっとして防府市ローカルだったんだろうか。
そうそう、注意された校長だが、 「『死にましょう』という言葉は簡単に使ってはいけないと教える意図だった」 なんて言っているらしい。 すぐに嘘と判る嘘をついてないで、ちゃんと開き直れよ。